鍼灸の代表的な疾患
頭痛の為に吐き気がしたり、一日中気分がすぐれず、
仕事や勉強に集中できない。---このような経験をお持ちの方へ。
後頭部、首すじ、肩等に鍼灸治療を行い、
筋肉の緊張をほぐしてください。
コリが取れると、とても楽になります。
症状の殆どは、長時間の精神的な緊張からくるストレスや、肩こり、
眼の疲れや不眠などが誘因となります。
頭痛もちの方は、日頃から肩・首すじ等のコリを
ほぐすように心がけると、再発予防に役立ちます。
過労やストレスが、肩や首の筋肉の緊張を高め、
血液の循環を悪くします。
その結果、肩こりが現れてきます。
又、肩こりは病気の症状の一部として発現する事も多く、
目(眼精疲労、結膜炎、めがね・コンタクトの不調)、耳(中耳炎等)、
鼻(鼻炎、蓄膿症)、口(虫歯、顎関節症、入れ歯の不合等)、
胃腸(二日酔い、胃炎、潰瘍等)等が
原因となっていることも少なくありません。
肩こりに悩んでいる方は、是非鍼灸治療をお試しください。
坐骨神経痛、腰から臀部・大腿部・ふくらはぎにかけての
痛みや痺れ感は、本人でなければ分からない大変つらい物です。
鍼灸治療は炎症を鎮め、血行を良くすることにより、
神経を圧迫している筋肉や靭帯をゆるめて、痛みを和らげます。
若い方と、中高年齢層では、その原因、性質によって
若干の違いはありますが、いずれにも、
鍼灸治療がとてもよく効きます。
その他、三叉神経痛、肋間神経痛などにも、
著しい効果を発揮します。
40台半ばを過ぎると、肩の関節が痛む、腕が挙がらない、
後ろに回すことが出来ない等の症状が現れます。
「いよいよ五十肩か、1年もすれば治るよ!」等と言われ、
つい治療を怠り、放って置くことが多いようです。
五十肩は肩関節周囲の老化(石灰沈着による炎症)等が原因ですが、
時間がたつにつれ、痛みが激しくなり、眠られず、イライラして
仕事も手につかない状態になることが、しばしば見受けられます。
鍼灸治療は、このような状態になる前に、
早めに受けられることをお勧めします。
あなたの症状に合った治療を施すことにより、
五十肩を乗り越えることが出来ます。
腰痛を訴えて、来院される方が増えています。
その症状は、ギックリ腰のように、急激に痛み始めるものや、
椎間板ヘルニアが慢性化し、疼痛が良くなったり悪くなったり、
再発を繰り返すもの。
腰の重だるい感じや圧迫感など、様々です。
腰痛の急性期には、治療とともに安静と臥床も大切です。
慢性の腰痛は疲労や便秘、睡眠不足や腹部内臓疾患が
原因になることもあります。
たかが腰痛ぐらいと考えずに、初期症状のうちに充分な治療を施し、
再発の防止に努めてください。
膝が階段の上り下りに痛む、正座したときや立ち上がったときに痛い!
痛みは、関節に炎症の有る場合に起こります。
膝が腫れている場合は、関節に水がたまっている疑いがあります。
鍼灸治療で、膝関節周囲の血行を改善して、痛みを和らげ、
腫れをとるようお勧めします。
慢性的な痛みの場合は、継続的な治療を施す必要がありますが、
炎症の初期に治療を始めると、早く効果が出ます。
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